6/4 高野山真言宗総本山金剛峯寺を参拝

09年06月04日
曇り
昨日は、高野山の高室院の宿坊にお世話になっております。
本日は、午前中に高室院を参拝し、最後に、高野山真言宗総本山金剛峯寺を参拝し、四国八十八ヵ所巡拝を納めております。私の旅は、栃木までの帰路を一節としていますので、最後までしっかりと勤めて参ります。

午後には、大阪に入り、常日頃お世話になっております株式会社ケイエムオフィスさんと有限会社トライキッズさんにご挨拶しております。ケイエムオフィスさんには、UVカットクリームをご提供戴いており、お遍路中は、活用させて戴いております。今回会社では、酸素カプセルをすすめて戴き、効果のほどを実感しております。これまでの身体の疲れと膝の痛みを緩和しています。酸素の力のスゴさを再認識しております。
大阪の皆さんお世話になり、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。合掌。
今晩、21時45分の夜行バスにて、東京へ向かいます。東京駅に6時06分到着予定となります。

○明日は、東京の皆さんにご挨拶ご報告し、6日に栃木に帰ります。

●本日の一句
「庭木には
ひとの温もり
ある嬉し」

遍路道沿いにある庭木やお寺さんの花木を見ているとそこにひとの温もりを感じます。とても手をかけているのがよくわかります。
お遍路中は、ひととのコミュニケーションが少ないせいか、ひと以外の植物にコミュニケーションを求めていることを後になり気付く。

◎「飯田克男
 心のお遍路」

お遍路を通じて、感謝と幸びを体感しています。

88番大窪寺を歩き終え次の日、高野山へご報告しに朝出立するため荷物を背負った瞬間に、荷物の重さと膝の痛みをこれまで以上に強く感じる。
その時、ハッと気付く。
私だけが荷物を背負い痛みを感じて歩いていたのではないことに。
関わりある皆さんの想いこそが、私の心ばかりでなく身体をも支え導いて戴いていることに、その時はじめて気付くことになるのです。
己自身、ここまで出来る心体を持ち合わせて歩きはじめたのではなく、最初に高野山へ入るときより、少しづつ心体の向上に取り組み、強い目標達成と身体をつくるとして歩いてきているからこそ、1番より88番まで歩き通すことが叶っていると、思っておりましたところ…。
最後のところにきて、皆さんの想いに改めても気付くことが叶い、全てのひとであり、ものに、感謝と幸びを全身で体感し、涙したのであります。
皆さんのご尽力と心よりの想いで、私は、88番まで歩くことが叶っております。皆さん、心より感謝申し上げます。眞にありがとうございます。合掌。