5/22 千人宿大師堂

chikyunocoe2009-05-22

09年05月22日
本日曇り時々晴れ。昨日の雨は朝にはすっかり止み、7時50分には休憩小屋を出立。お昼過ぎには、内子町に入り、国道379号線を44番大宝寺に向かって歩く。18時45分に本日の目標地点である千人宿大師堂に到着。あと1時間30分歩き次の目標地点まで行きテント泊にする目標も立てていたが、身体がキツいと思い千人宿にお世話になる。千人宿大師堂はたたみ8畳1間にご本尊千人大師さまが祭壇に祭られているお堂です。昔の私ですと怖くてとても1人では泊まれない雰囲気なのですが、今回のお遍路旅で般若心経・ご本尊眞言・光明眞言・御宝号と他にも唱えるものもまだありますが、毎回参拝して唱えていくと楽しくなってきます。仏道に親しみやすくなります。よって昔のような変な怖さみたいなものはなくなる。

●歩行距離・日数
本日歩行距離/これまでの歩行距離・日数/総歩行距離・日数

22日36キロメートル/837.5キロメートル・23日/1208.3キロメートル・34日

○明日は、44番大宝寺まで40キロメートルほどある。17時まで納経所に入る予定。

●本日の一句
「キツいのは
自分だけかと
まわり見る」

まわり見ても誰もいない。

自分の歳の44番に向かい歩いていますが、今日のお昼過ぎから急激に足が動かなくなり自分でも驚く。

いつになるとマラソンランナーのようにランナーズハイがくるのか楽しみにしていたのに、それどころか足が自分の足ではないように足が止まってしまったのには驚き休憩する。ここにきて身体の急激な変化に気付く。
人生と同じく気持ちで押しきるのは、ここまで。あとは、ひとつひとつ整理して組み立てていかないと物事成り立たないことを改めても歩行中に気付く。
これまでも気付いた後の行動がまるでないので成長していない。
今回の旅でそこを身につけて帰ります。

◎「飯田克男
 心のお遍路」

これまでの自分の人生、嫌いなことは気付くも好きなことにはあまり気付くことがなかったように旅をしていてふっと気付く。
善いものを知らなさすぎと反省しつつ今日1日無心で歩いてしまう。このまま浪費人生を歩むのではなく、前向きなる参画人生を組み立て歩む。とイメージして寝る。