5/28 60番〜64番を参拝

09年05月28日
本日曇りのち雨。
本日は、朝5時20分に出立する。険しい山道を鈴の音で自分を励ましつつ登り60番横峰寺を参拝する。
下りは、道を間違え5キロほど遠回りする。

午後は雨の中、61番香園寺、62番宝寿寺、63番吉祥寺、64番前神寺を参拝する。

雨で靴や衣類が濡れていて、脚もかなり疲れていることもあり、次のお寺まで35キロほどのところにて、善根宿にお世話になる。私の他に4人の先客があり一緒に泊めて戴く。
管理人のおばあちゃんと同席の皆さんに感謝。合掌。

●歩行距離・日数
本日歩行距離/これまでの歩行距離・日数/総歩行距離・日数

28日32.5キロ/1063キロ・29日/1208.3キロ・34日

○明日は、65番札所を参拝し、66番札所をめざす。

●本日の一句
「山の気は
鈴の音はこび
風になる」


◎「飯田克男
 心のお遍路」

山の上にある65番横峰寺より下山するとき、脇に入る遍路道に気付かず、道を間違える。およそ5キロほど遍路道より多く歩く。脚の調子が良くなかったので、よけいに道程が辛く長く感じる。

山の上より下山する際、降りる向きを1度異なるだけで、下山した位置は大きく異なる。山が高ければ高いほど下山した位置も離れる。

登りは、どこから登っても頂上は、ひとつ。ひとつの目標に向かい気持ちは、ひとつにまとまりやすい。
しかし、下山となると少し異なる。
目標は共通認識していても、向きが少し異なるだけで、先行くほど目標地点から離れてしまう。

山登りは、登って降りてくることで一節もちます。
何事もこの登山と同じだと私は今回のことで強く想います。

地球の聲も同じで、今のスタイルの山に一節をもつには、下山するときの注意点と同じく、しっかり目標地点を共通認識しつつ、常に確認し、慎重に一歩を刻むむ。その時、大切なのが常に方向性を明確にし確認しあうことだと、今回のことで私は深く考え至るところであります。
関わりあります皆さまに感謝し、より明確なる方向性を公開して参ります。